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たかが、プルタブ。されどプルタブ。


今から2年程前、ある女性に声を掛けた。

“ いつも、ありがとうございます!! ”

この女性はある交通機関の清掃の仕事をされています。

自分の受け持ちの職場であるその乗り物のトイレに

夏には向日葵を冬には山茶花を、四季折々の花々をペットボトルで

拵えた器に一輪挿しで花を活けてくれている。

この花に出逢うと何でも無い時は何でもないのだが、ふとした時に心が和む。

そんな事がある

きっと彼女は何の見返りも求めずこの行いをしているのだろう…。

だからこそ、この花に出逢ったひとたちの代弁として御礼を申し上げた。

それからたまに彼女や花々に出逢うと一筆なり声なり掛けていた

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そして昨年末に今、まるごみ薩摩で展開しているペットボトルのふたと

空き缶のプルタブを集め児童養護施設のこどもたちを応援する

※“ プルタブの輪 ”についてお話して御協力を呼びかけた。

“ お安い御用ですよ、もちろん協力しますわ!! ”

弾んだ声で心地よい返事をくれた。

それから約3ヶ月たった。

彼女が仕事の合間に集め僕らに託してくれたその数

ペットのふた4,762個 空き缶のプルタブ4,630個であった。

仕事の合間に花も活けて、またその合間にこの活動を行ってくれたかと思うと

ありがたいやら、申し訳ないやら。でもやっぱり、ありがたい!!

先日、彼女に逢った際に彼女が“ ちょっと話をしましょう ”と

仕事中にも関わらず近くのベンチでふたりで缶コーヒーを片手に話をした。

いつも明るい表情の彼女はこの日曇った表情で瞳を潤しながらこう話してくれた

“ わたしは若い時分に旦那と離婚して子供たちを旦那に預けたの。

  旦那が生活苦になって子供達を児童養護施設に預けなきゃいけなくなって

  しまったの。わたしは今でもその施設の前を通る時は直視出来ないの。 

  そんな事を知ってか知らずか、このプルタブを集める話を聞いて

  必死に大事に集めたの…。こんな事、話していいのかしら…。    ”

涙ながらに告白してくれた。

僕は生意気にも

“ 自己を供養してください。

  花々で充分だと思いますが心行くまで自己供養して下さい ”

その言葉が口を衝いた。

この事で伝えたいことは多々あるがやめておこう。

ただ僕らは彼女の想いと行いを真っ直ぐに受け止め

無駄なく子供たちに渡したいと想います。


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プルタブの輪
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